TBS『史上空前!! 笑いの祭典 ザ・ドリームマッチ』が懐かしさ以上の面白さだった話

ドリームマッチのニュースがお笑いナタリーから流れてきたとき、衝撃を受けました。こんな面白い企画が、6年もなかったなんて…。と…。

そんな懐かしいという気持ちが心に混ざりながらもまたやってほしいと心のそこから思える企画でした。大変そうですけど…いろいろと…。

ドリームマッチの面白いところはなんといっても、ネタ作りの様子から見せて貰えることです。普段のユニットの芸人さんたちのネタ作りの様子やコンビ仲などはラジオなど他のメディアから伺うことができます。ですが、プロの芸人さんとはいえ即席のユニット。何が起こるかわかりません。見るまでどのコンビになるかもわからないことも面白さに繋がっていると思います。やっぱりフレッシュさってどんどん失われていくと思うんですがこれだとフレッシュさ保たれますからね。新鮮な面白さと驚きがあります。

個人的にはくっきー!さんと若林さんのネタが最高に好きでした。ああいう奇抜さというのでしょうか。予想できない展開本当に好きなんですよね。ガラス割りまくるシーンとかスカッとしました。これはカタルシス(違う)。でも面白い!ってすぐに思ったのはロバート秋山さんと千鳥ノブさん、ナイツ土屋さんとサンドウィッチマン富澤さんのネタです。

前者に関しては、ノブさんにコントでノブ役をやらせる…というのが一番親しみやすいのだと思います。綺麗にロバートと千鳥の世界観が融合したコントで「そりゃウケるわ」という感想。

後者に関しては、王道の漫才でありつつ、彼らの略歴を知っていれば知っているほど面白い漫才で器用さを感じました。

他にも面白いものはもちろん、たくさんありましたが本当に久々にお腹を抱えて笑うことができました。笑うって大事なんですね。

 

そして、その夜のオードリーのオールナイトニッポン。これはリアタイしなきゃダメでしょ。若林さんのトークに対して、ツイッターで南キャンの山里さんが答える構図。こんなリアルタイムで消費できるエンタメはないですよ。惜しむべきはそれがリアルタイム性が過剰であること。後から見ると「何これ?」ってならざるを得ないんですよね。たりないふたりが絡む話題が出る回は必ずといっていいほど、山里さんがリアルタイムでツイッターで反応しています。結婚されたときもそうでしたが、リアルタイムできることの幸せと、自分たちがそれを知っているというなんというのでしょうか。秘密ではないのですが、それに近しい何かを共有させてもらっているような。幸せなひとときでした。

M-1などの賞レースのあとは芸人さんのラジオを行脚しますが、ドリームマッチ後も楽しいですね。元から聴いてるラジオも多いですが、リアルタイムで共有できる楽しさを持つことはラジオならではなんじゃないでしょうか。