読書感想文のトレンド入り

ツイッターって諸行無常なので、トレンド入りしても忘れ去られるじゃないですか。でもインターネットに魂を漬け込んだ邪悪な物体で、なおかつ絶対に忘れたくねえ、風化させたくねえって気持ちがあるのでそれに抗おうとしています。川の流れをわざわざ汲み取るよくわかんねえ物体です。

読書感想文、私は苦手でしたね。シンプルに感想を書くって行為は難しい。よく二次創作作家に感想を伝えよう!みたいなのツイッターで流れてきますけど、それってめちゃめちゃ難しい行為なんですよ。それと同時に、創作するっていうのもまた才能です。熱量を注げる量は人によって違うし、方向性もまた違っています。ネットの創作してる人崇める風潮すげ〜って思ってます。私はしないので…。

ブログとかも別に需要とかじゃなくて、ただただ自分のためにやっているだけです。承認されてえとかそういうのはほぼないです。なんとなく書いてるだけです。見返すこともほとんどしません。書きたいから書いてるだけなんですよね。それもまた、したくない人からしたら特異なことなんだと思いますが。文章を書くという行為はそれ相応の時間と痛みが伴うものです。読書感想文もまた然り。400字詰めの原稿用紙5枚分のものを書きましょうって言われてかけるもんじゃないですわ。課題図書として指定されてるのはまあ、いろんな思惑を感じなくはないですが、いろんな意味で平等だなとは思います。本普段読まない人とかまず選び方わからんですし。読む習慣あることが当たり前みたいに言われることも多々ありますが、それ以前の問題なんですよね。

まあそれはそうとして、書くということです。好きでもないものに、文章かけるか?って話なんですよね。私はあまりにも嫌だったので出さなかったこともありますが…。でも文章としてアウトプットする行為は非常に重要だとも考えています。感想文じゃないにしてもレポートとか、代替する手段はいくらでもあるように思うんですよね。2000字のレポートでもよくない?参考文献の書き方とか剽窃とかの話とかでもよくない?って思ってしまう部分はあります。

ツイッターが普及して誰でも手軽に140字の作文を行う現代、短い文章に多くの情報量を詰め込むことになれてしまっている気がします。私今2000字の文章かける気がしねえ。読書感想文のあり方というか、なんでもインターネットで済ませている今の時代だからこそアナログは重要だし、違う手段に触れて世界を広げることは重要かもしれません。別の代替手段が見つかるといいなあと思います。